『ブラックペアン』に抗議文?その理由と実際の突っ込みどころを解説!
皆さん、こんにちは!今回は大人気ドラマ『ブラックペアン』についてお話しします。
嵐の二宮和也さんが主演を務め、医療のリアルな世界を描くこのドラマが、なんと抗議文を受け取ったということで話題になっています。
その理由や、ドラマの描写がおかしいと言われる点について、詳しく解説していきます!
抗議文が届いた理由は?
まず、『ブラックペアン』に抗議文を送ったのは日本臨床薬理学会という団体です。この名前、あまり聞きなれないかもしれませんが、新薬や新しい治療法の研究・促進を行っている一般社団法人です。
この日本臨床薬理学会が、5月2日に『ブラックペアン』の治験コーディネーターの描写が事実と大きく異なることを問題視して、抗議文をTBSに送りました。なんとその全文は、日本臨床薬理学会の公式フェイスブックでも確認できるそうです。
問題視された治験コーディネーターの役割
『ブラックペアン』で問題視されたのは、加藤綾子さんが演じる治験コーディネーター・木下香織の描写です。治験コーディネーター(CRC)は、新薬や医療機器を開発する際に必要な治験をサポートする重要な役割を担っています。
しかし、ドラマの中での木下香織は、スーツ姿で現れて担当医師たちを高級飲食店で接待したり、治験を受けることになった患者に「負担軽減費」として300万円もの大金を渡すシーンが描かれています。このような描写は、現実の治験コーディネーターの仕事とは大きく異なり、誤解を招くとして抗議文が送られました。
ドラマと現実のギャップ
『ブラックペアン』は海堂尊さんの小説を原作にしていますが、原作には治験コーディネーターは登場しません。ドラマオリジナルのキャラクターということで、リサーチ不足もあってか、現実とのギャップが生まれてしまったようです。
公式サイトでも「※ドラマの演出上、登場人物の行動は、治験コーディネーターの本来の業務とは異なるものも含まれています。」というコメントが掲載されています。これは、スタッフも多少の違いがあることを認識しているということですね。
視聴者からの不評や突っ込みどころ
視聴者からもいくつかの不満が出ています。特に、治験コーディネーターの描写については「現実と違いすぎる」との声が多いです。また、新しいキャラクターを追加する必要があったのか、といった点でも批判が集まっています。
まとめ
『ブラックペアン』のスタッフは、オリジナルキャラクターを登場させるならば、もっと現実に即した描写を心がけるべきだったのかもしれません。治験コーディネーターの描写については微調整しつつ、医療現場で働く人たちも納得のいく作品になってほしいですね。
これからも『ブラックペアン』の展開が楽しみですし、どんな結末になるのか、目が離せません!皆さんもぜひ一緒にドラマを楽しみましょう!
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