海のはじまり 第2話 あらすじと感想
みどころ
第1話のラストシーンで海が語った言葉が、視聴者に深い印象を残しました。夏がパパとして海と向き合う姿が描かれることが、このドラマの見どころの一つです。
そして弥生が海と夏の関係を知ったことで、物語はさらに複雑さを増していきます。
このドラマのテーマである「親になる」という問いが、どのように回収されるのかも見逃せません。
特に弥生が夏との結婚を考える年齢であることから、彼女の心の動きにも注目が集まります。
もし、夏が海の父親であることを知ったら、その感情はどれほど複雑になるでしょうか。
弥生という名前には「春」の意味が込められており、ドラマ全体が季節とリンクしているように感じられます。
このように、視聴者を惹きつける要素が満載の「海のはじまり」。第2話のあらすじと感想を詳しく見ていきましょう。
第2話あらすじ
海は青いランドセルの開け閉めをしていました。水季は海に、夏が海のパパであると教えます。
パパがいないとママになれないと語る水季。
夏に会いたいかと尋ねる水季に、ママの好きでいいと答える海。その様子を見て、夏に似ていると水季は笑いました。
夏のパパはいつ始まるのかという問いに、まだわからないと答える夏。
海のおばあちゃんである朱音に夏からの着信が入り、海を預かっているという連絡がありました。
海は夏のカメラを触り、ベッドに乗って部屋を楽しみます。そこに弥生からの着信が入り、夏を助けに弥生がやってきました。
弥生は海と遊びながら、夏に関係を問いますが、夏は何も答えられません。
後で話を聞くという弥生。図書館では津野が同僚にお葬式の話を聞かれていました。海には迎えが来て、迎えに来たのは朱音。
黙って一人で出かけないでほしいと言われた海。
夏は弥生に、海が自分の子供だと知ったことを説明します。
弥生は驚きつつも、父親としての責任を考える夏を見守ります。
翌朝、弥生は呆然としながらも、夏は仕事に戻ります。
海は小学校に通い、元気に過ごしていますが、朱音に一人で出かけないようにと止められます。
夏は喫茶店で朱音と会い、仕事や弥生のことを話します。
朱音は、弥生が巻き込まれたと感じている様子。海は近くの公園で遊んでいると言い、夏は海に会わずに帰りました。
海は落ち込みますが、夏は弥生に話したいことがあると連絡しました。
夏は帰宅し、弟の大和に心配されます。海は父親と二人で暮らしていた時のことを思い出し、夏は弥生との待ち合わせをします。
海はママと二人の絵を描いていたため、夏に会ってもらえないと感じていましたが、三人の絵にすればよかったと後悔します。
夏は弥生に、海が生きていたことにほっとしたと話し、自分の意思で中絶に同意したことを後悔していたと言います。
弥生は夏に、海に会いに行くことを勧めます。弥生も中絶を経験しており、その痛みを共有していました。
翌朝、弥生は妊娠のエコー写真を見て、お寺に出向きます。
水季のスマホに津野からの着信が入ります。弥生は、夏が父親をするなら、自分は母親になれるのかと尋ねます。
夏は海のもとに向かい、手土産に鳩サブレを持っていきました。朱音はその姿に笑顔を見せます。
夏は水季と海が二人で暮らしていたことを知り、知らないことが多いことを痛感します。
津野は海のおばあちゃん家に行き、夏がいることを知ります。津野はそっと絵本を置き去りました。
朱音は水季に、海に選ばせてあげて、自分の意思で選ばせてほしいと語ります。
海が帰宅し、夏に飛びつきます。
夏は海の話を聞き、「うん」と答えます。海は手洗いうがいをしてくるからそこにいてほしいと頼みます。
感想
第2話では弥生の衝撃的な過去が明かされました。彼女が中絶を経験していたとは予想外で、視聴者にとっても心痛いシーンでした。
弥生が夏と一緒に海を育てる選択肢を提案する場面も印象的です。弥生の強さと優しさが垣間見えました。
一方、夏に飛びつく海の姿には、純粋な喜びと期待が感じられました。
夏もまた、父親としての責任を考え始めているようです。
海に自分の意思で選ばせるという水季の願いがどのように実現されるのか、今後の展開が楽しみです。
視聴者の皆さんは、海がどのような選択をするのか予想してみてはいかがでしょうか。
このドラマのテーマである「親になる」という問いに対する答えがどのように描かれるのか、引き続き注目していきましょう。
コメント