水道水は本当に飲んでも大丈夫?ウォーターサーバーとの成分や塩素臭の違いを解説!
水は私たちの生活に欠かせないものですが、どんな水を飲んでいますか?
水道水は安価で便利ですが、品質や安全性に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
一方、ウォーターサーバーは美味しくて安心な水が飲めると人気ですが、コストやメンテナンスに手間がかかるというデメリットもあります。
では、水道水とウォーターサーバーの水はどう違うのでしょうか? 今回は、水道水とウォーターサーバーの水に含まれる成分や塩素臭の違いについて解説します。
また、それぞれのメリットやデメリットも比較してお伝えします。 水を選ぶ際の参考にしてください。
水道水とウォーターサーバーの水に含まれる成分の違い
まず、水道水とウォーターサーバーの水に含まれる成分について見ていきましょう。
水道水とウォーターサーバーの水のどちらにも共通して含まれている基本的な成分には、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルがあります。
これらのミネラルは、人間の体に必要な栄養素であり、健康や美容にも良い影響を与えます。
しかし、それ以外にも水道水とウォーターサーバーの水では含まれている成分が異なります。
水道水には塩素やトリハロメタンという物質が混入していますが、ウォーターサーバーの水にはそれらが含まれていません。
水道水には塩素やトリハロメタンが混入している
水道水は河川や湖などを原水としていますが、そのままでは雑菌や有害物質が含まれており飲用に適しません。
そのため、浄水場でろ過や殺菌などの処理を行っています。 その際に消毒用の薬剤として塩素が添加されますが、その塩素が残留したり反応したりすることで、塩素臭やカルキ臭が発生します。
また、塩素消毒の過程で発生する副産物としてトリハロメタンという物質も生成されます。
トリハロメタンは発がん性や肝臓障害などの健康被害を引き起こす可能性があると言われています。
ウォーターサーバーの水には有害物質が含まれていない
ウォーターサーバーの水は大きく分けて2種類あり、「天然水」と「RO水」に分けられます。
天然水は地下水を原水としており、沈殿やろ過、加熱殺菌以外の処理をしていない水です。
RO水は逆浸透膜という特殊なフィルターで天然水や水道水をろ過した水です。
これらの水は、不純物や有害物質を徹底的に除去しているため、塩素やトリハロメタンなどは一切含まれていません。
また、ウォーターサーバーのメーカーは厳しい品質管理や検査を行っており、安全性を保証しています。
水道水とウォーターサーバーの水のメリットとデメリット
次に、水道水とウォーターサーバーの水のメリットとデメリットについて比較してみましょう。
水道水のメリットとデメリット
水道水のメリットは、以下のようなものがあります。
- 安価である
- いつでも使える
- 災害時にも利用できる
一方、水道水のデメリットは、以下のようなものがあります。
- 塩素臭やカルキ臭がする
- トリハロメタンなどの有害物質が含まれている
- ミネラルが少ない
- 古い配管から金属類が混入する可能性がある
ウォーターサーバーの水のメリットとデメリット
ウォーターサーバーの水のメリットは、以下のようなものがあります。
- 美味しくて安心な水が飲める
- ミネラルが豊富である
- 冷水や温水がすぐに出る
- 料理やコーヒーにも使える
一方、ウォーターサーバーの水のデメリットは、以下のようなものがあります。
- コストがかかる
- ボトルやサーバーの管理や交換が必要である
- 災害時に使えない場合がある
- 置き場所にスペースが必要である
まとめ
今回は、水道水とウォーターサーバーの水に含まれる成分や塩素臭の違いについて解説しました。
また、それぞれのメリットやデメリットも比較しました。 水道水は安価で便利ですが、品質や安全性に不安を感じる方も多いでしょう。
ウォーターサーバーは美味しくて安心な水が飲めますが、コストやメンテナンスに手間がかかります。
どちらを選ぶかは個人の好みやライフスタイルによって異なりますが、自分に合った水を選んで健康的な生活を送りましょう。
コメント