南海トラフ地震は、日本の太平洋沿岸を襲う巨大地震の一つです。
この地震が発生すると、大阪府にも高さ数メートルの津波が到達すると予測されています。
津波は、地震発生後、最短で約1時間で大阪府の沿岸部に到達します。
津波の高さや到達時間は、市区町村によって異なります。
この記事では、大阪府の各市区町村の津波の高さと到達時間を紹介します。
また、津波に備えるための避難方法や注意点についても解説します。
目次
大阪府の津波の高さと到達時間
大阪府の津波の高さと到達時間は、以下の表のとおりです。
表は、津波到達時間が早い順に並べています。津波の高さは、最大津波高(満潮位含む)を示しています。
津波到達時間は、津波(1m)到達最短時間(満潮位含まず)を示しています。
表
地域(災害ハザードマップ) | 津波の高さ | 津波到達時間 |
---|---|---|
泉南郡岬町 | 4m | 59分 |
阪南市 | 4m | 72分 |
泉南市 | 4m | 77分 |
泉南郡田尻町 | 4m | 83分 |
泉佐野市 | 4m | 84分 |
貝塚市 | 4m | 90分 |
岸和田市 | 5m | 95分 |
泉大津市 | 5m | 98分 |
泉北郡忠岡町 | 4m | |
高石市 | 5m | 105分 |
堺市西区 | 5m | 106分 |
大阪市住之江区 | 5m | 110分 |
大阪市此花区 | 4m | 113分 |
堺市堺区 | 5m | 114分 |
大阪市港区 | 4m | 120分 |
大阪市西淀川区 | 4m | |
大阪市大正区 | 4m | 122分 |
津波に備えるための避難方法と注意点
津波に備えるためには、以下の避難方法と注意点を覚えておきましょう。
- 津波の予兆に気づいたら、すぐに高台や避難ビルに避難しましょう。
津波警報や緊急地震速報が発令されたら、迷わず避難しましょう。
津波は、最初の波が最大とは限りません。津波警報が解除されるまで、安全な場所にとどまりましょう。 - 避難する際には、できるだけ徒歩で移動しましょう。車やバイクで移動すると、渋滞や事故に巻き込まれる可能性があります。
また、津波に流される危険もあります。自転車で移動する場合は、速度に注意しましょう。 - 避難する際には、津波浸水想定区域や河川敷などの低地を避けて移動しましょう。
津波は、河口や入り江などに入り込んで、内陸にも広がります。
また、津波は、堤防や防波堤を越えることもあります。
高さのある建物や橋の下を通る場合は、倒壊や落下の危険に注意しましょう。 - 避難する際には、津波避難ビルや津波避難タワーなどの指定された避難場所に向かいましょう。
避難場所は、市区町村のホームページや防災マップで確認できます。
避難場所に到着したら、できるだけ高い階に上がりましょう。
避難場所には、非常用持ち出し袋や防災グッズを持参しましょう。 - 避難する際には、家族や近隣の人と連絡を取り合いましょう。
携帯電話やスマートフォンなどの通信手段が使えない場合は、伝言板や安否確認サービスなどを利用しましょう。
また、高齢者や障害者などの支援が必要な人がいる場合は、協力して避難しましょう。
南海トラフ地震は、いつ起きてもおかしくないと言われています。
津波に備えるためには、日頃から防災意識を高めておくことが大切です。
自分の住む地域の津波の危険性や避難場所を確認し、家族や近隣の人と避難計画を立てておきましょう。
大切な命を守るために、津波に対する正しい知識と行動を身につけましょう。
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